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日本製のLinux「Vine Linux」〜常用OSとして最適で使い易いLinux〜

Linux
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こんにちは( -д-)ノ
カスタムロムのビルドでLinuxを使うことが増えました。
いつも使っているのは「Ubuntu」というディストリビューションです。
昔は操作方法が分からなくて一度やめていた時期がありましたが、今はだいぶ勉強してそれなりに使えるようになりました。

そんなときにふと思ったのが「日本製のLinuxってあるのかな?」と思い調べて見ました。

結果、日本人が開発しているLinuxはいくつか存在しましたのでご紹介します。

・日本製のリナックスがわかる

・「Vine Linux」の特徴がわかる

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日本製Linux「Vine Linux」

日本で開発されたLinuxはあるのか?

日本で開発されたLinuxプロジェクトは意外と他にもあり、見つけた限りでは4つありました。

  • Vine Linux
  • LinuxBean
  • KonaLinux
  • NNLinux

プロジェクトが終了・停止しているものがあるため、

今回は日本製で古くから開発されている「Vine Linux」について紹介します

Linuxってそもそも何か?

Linux(リナックス)とは、WindowsやMacOSと同じようなコンピュータを管理するソフトウエアのことです。セキュリティ面が強固なことから主にサーバー向けとして利用されています。

Project Vineとは何か?

Project Vineは、使い易い日本語対応OSをリリースするために、ボランティアにより組織された非営利団体です。 現在は、ボランティアの開発メンバーの皆様とともに、 Vine Linux の開発コーディネーションとプロジェクト運営全般を行っています。引用元

代表者からボランティアまで約17人以上の方が使い易い日本語対応OSの開発に携わっています。

vine
Vine Linuxのホームページ:https://vinelinux.org/index.html

Vine Linuxの特徴

Vine Linuxは、Linuxを常用OSとして使うことを目的としたディストリビューションで日本語環境に配慮し、軽量かつコンパクトに設計されています。

Vine Linuxは、無料で誰でも自由にインストールすることができます

対応CPUは、Intelx86互換の32bit、Amdx64 / Intelx64互換の64bitのパソコンで使用できます。

Vine Linuxには、「標準でブラウザ、メールクライアント、音楽プレーヤー、オフィス」等が搭載されておりインストールしてすぐに使用することができます。

Vine Linuxの最新バージョン

現在の最新バージョンはVine Linux 6.5 です(2017/4/3)。
ダウンロード先は大学院やKDDIなどの複数機関のミラーサーバーから行えます。

新規点

Vine Linux 6 では、前バージョンから多く改良が加えられました。 特にに以下の点において重点的に改良されています。
収録ソフトウエアの刷新、日本語入力システムの刷新、対応アーキテクチャの変更、軽量・高速、安定性の向上、ルック&フィールの改善。詳細はVine Linux 6 についてを参照してください。引用元

以前のバージョンからシステムを一新してより使いやすくなっています。

Vine Linuxのインストール方法

◆ダウンロードはこちら
◆インストールガイドはこちら
◆インストールの手順はこちら

どこでもいいですが以下に参考として説明します。

(1)JAIST:http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Vine/Vine-6.5/IMAGES/ へアクセスする。

(2)32bitまたは64bit向けのISOファイルをダウンロードする。

スクリーンショット 2020-10-17 23.56.53

(3)ISOイメージをUSBで書き込む。
DDforWindows や Disk Imager for Windowsなどのソフトで書き込み可能。

(4)パソコンにUSBを挿し込んでインストーラーを起動させる。
(起動しない場合は他のUSBポートへ切り替えるか、USB機器を外す。)

Vine Linuxのセキュリティについて

Vine Linux Security Watch Teamという団体が、Vine Linuxに関係するセキュリティ情報を収集してパッケージのテスト等の一連の作業を行ってくれています。

Vine Linux 6.2.xは2013年頃からリリースされて現在のVine Linux 6.5までサポート期間が非常に長いです。一つのOSを長く使い続けられるのはかなりの利点です。

Vine Linuxは日本語対応

日本語仕様は嬉しい限りです。
日本語環境に配慮した設計になっているため、直感的な使いやすさはもちろん、
要望やバグ、不具合の報告を日本語で行えるのが利点です。

Vine LinuxのWikiと勉強会

Vine Linux専用のWikiがあります。
インストール方法や設定などの情報が記載されています。

ユーザーフォーラムでは日本語で質問が行えるようになっています。

また、イベントや勉強会を実施しており、Vine Linux向けのオープンカンファレンスを開催して積極的な情報共有を行われています。

Vine Linuxの現在は?

トップページへ行くと最新バージョンのリリースが2017年4月です。
それ以降はセキュリティーホールの更新が2018年1月が最後で停止中です。
FireFox等のソフトウエアのバージョンが古くて更新が必要になる頃なのでプロジェクトが再開するのではないでしょうか。

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