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アップグレードできない古いAndroidOSのデメリットと別の使い道

スマホ
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写真ACより)

こんにちは(」゚Д゚)」

初めてAndroid4.4を手に入れて(2015年頃)からかなり月日が経ちました。

今となっては年代物のスマホになってしまいましたが、今でもニュースやマンガを読むために使っています。

購入当初はAndroid4.4が主流でした。しかし、気が付けば毎年のように新OSがリリースされて時代に取り残されている気分ですw

そんな時に思ったのが「どれくらいの人が最新のOSを持っているのだろう?」という疑問。

そこで今回は、Androidの市場シェアサポートが終了した古いスマホの使い道について考えます。

・AndroidOSの市場シェアがわかる

・Android4.4以下の古いスマホの危険性

・サポートが終了したスマホはネットに繋がないこと

・古いスマホの使い道

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最新のアンドロイドOSと古いスマホの利用方法

この記事では、

古いスマホ = Android6.0未満(2024年7月現在)

として解説しています。

また古いスマホの使い道を考える前にAndroidOSの市場シェアについてもご紹介します。

不要な方はスキップして下さい。


AndroidOSのバージョン

アンドロイドのOSは日々進化を遂げています。
現在の最新OSは、Android 13で2022年8月16日にリリースされました。

以下はこれまでにリリースされたAndroid4.4以降の一覧表です。

<アンドロイドのバージョン一覧>

バージョンコードネームリリース日
 4.4 KitKat 2013年10月31日
 5.0 Lollipop 2014年11月3日
 5.1 Lollipop 2015年3月9日
 6.0 Marshmallow 2015年10月5日
 7.0 Nougat 2016年8月23日
 7.1 Nougat 2016年12月5日
 8.0 Oreo 2017年8月21日
 8.1 Oreo 2017年12月5日
 9.0 Pie 2018年8月6日
 10 Q 2019年9月3日
 11 R 2020年9月8日
12 S 2021年10月4日
13 Tiramisu 2022年8月16日
14Upside Down Cake2023年10月4日
Androidのバージョン一覧

毎年のペースで新規アップグレードされていますね。
「もうどこまで行くんじゃ!」という勢いです!(ノ`Д´)ノ

性能は日々進化している

試しにAndroid4.4と11を比べてみたところCPUの性能とメモリに大きさ差がありました

性能だけでなく、外観は細長になり画面が大きく進化しています。そして解像度もグッと上がって文字はクッキリとしていて見やすく、フリーズすることはほぼなくなりました。動画もサクサク動きます。

さらに様々な機能が追加されていて、指紋認証・顔認証によるセキュリティー強化や公共の場で使える機能が増えています。今やスマホ一台で何でも出来てしまう時代です。

AndroidOSの市場シェア

毎年のようにアップグレードされているOSですが、現在ではどれくらいの人が、どのOSを使っているのか気になりますよね。

そこで今回、色々と調べてみました。

AndroidタブレットOSの市場シェアのデータを引っ張ってきましたので次をご覧下さい。

2020年7月から9月のアンドロイドOSの世界シェア

2020年7月から9月のアンドロイドOSの世界シェア
(https://gs.statcounter.com/のデータを使用・一部改変)

2020年7月から9月のアンドロイドOSの日本シェア

2020年7月から9月のアンドロイドOSの日本シェア
(https://gs.statcounter.com/のデータを使用・一部改変)

statcounterによると、このデータはウエブ上に埋め込まれたトラッキングコードから統計を取得しています。

(集計期間のレンジが最大で3ヶ月までなのでどうしても古いOSのシェアは少なくなります。)

また、Android4.4以下の古いOSではサポート終了のため正常にウェブサイトにアクセスや表示ができず、トラッキングコードによる集計が正しくカウントされていないかもしれません。

世界版と日本版の市場シェアを比較したところ、それほど差はありませんでした。

意外だったのは既に33.56%の人がAndroid 10のスマホ・タブレットを持っているという事実!Σ(゚д゚;)

続いてAndroid 9.0 Pie28.97%の2番目です。

過半数の人は意外にも新しいOSを利用していることがわかりました。

また利用者の少なさからAndorid7.x以下は早期にサポートが打ち切られる可能性があるかもしれません。

それはだいぶ先の話だと思いますが、少なくともAndroid4.4以下をお使い方は新しい機種へ乗り換えた方が良さそうです。

古いAndroidOSを使い続けるデメリット

ここからはサポートが終了した古いAndroidを使い続けるデメリットを解説します。

【重要】セキュリティーパッチが提供されなくなる

古いAndroidスマホを使い続ける場合、どういったデメリットがあるのか。

それはセキュリティーパッチが提供されなくなることです。

例えば、パソコン(WindowsやMac)であれば何らかの不具合やセキュリティーホールが見つかると製造元がアップグレード修正パッチをリリースしてくれます。

しかし、Androidの場合各メーカーがOSに独自の改変を行なっているため、アプリ自体の対策は出来てもOSそのもののアップグレードや修正パッチの対応は各メーカーに委ねられているのが現状です。

また、Androidはパソコンのように高い頻度で修正パッチはリリースされません。これはスマホが短命であることが理由です。

「Androidのバージョン一覧」でもご紹介した通り、一年間隔で新しいOSバージョンがリリースされています。

この新バージョンがリリースされる度に新たな機能が追加されて、それを処理するために高性能なスペックが要求されます。そのため、仮にアップグレード出来たとしても、以前のスマホではそもそも新機能を動かすことが出来ないのです(動かすためのドライバもない)。

新機能が使えなければユーザーも今のスマホに見切りをつけてしまい、需要がなくなっていきます。こうして、Andoridスマホはパソコンに比べて短命になります。

現状ではAndroidスマホの各メーカーのサポートは約2年と言われています。

メーカーから見切られたスマホは今後サポートが提供されなくなります。

そもそも古いスマホの線引きは?

古いスマホとは何でしょうか?

各アプリの更新がダウンロードできるうちは現役と言えるでしょうし、OSのサポートが打ち切られて初めて古いと言えるかもしれません。

具体的な定義はありませんが、一般的に以下のようなスマホのことを指します。

古いスマホとは、メーカーサポートが打ち切られたOSまたはアプリが動作対象外の端末のことです。

古いスマホの例

古いスマホの具体例をあげると次になります。

  1. メーカーサポートが終了した端末
  2. アプリの更新が打ち切られている

メーカーがサポートを打ち切った時点で、それ以降の修正パッチは降りてくることはありません。

何らかのセキュリティーホールの危険が発生した際に対処できなくなります

メーカーサポートが終了して「すぐに危ない・使えなくなる」ということはありません。

アプリの更新が滞りなく行われていればまだまだ現役で使えます。

しかし、どちらも動作保証外になってしまうといよいよ買い替えが必要になってきます。

2024年現在の古いスマホは?

現在の古いスマホはAndroidOSが「Android6.0未満(2024年7月現在)となります。

理由としては、Android6.0未満ではOSのサポート並びにメーカーサポートが既に終了しています。

またLINEやヤフーブラウザなどのほとんどのアプリのサポートが打ち切られているからです。

古いスマホの危険性

それでは古いスマホを使い続けると、どんなリスクが起こるのでしょうか。

  • ウエブ閲覧時にセキュリティ証明書の警告が表示される
  • ウイルスに感染しやすくなる
  • 遠隔操作によって未許可のアプリがインストールされる可能性
  • 最新のアプリに更新できない
  • WEBサイトの表示(デザイン)が崩れる

特に多いのが、ブラウザを使用した際にセキュリティ証明書のホップアップが表示されたり、レイアウトが崩れて正常に表示されなくなることです。

このような症状になった場合は、ネット接続は止めて、新しいスマホへ買い換えることを検討しましょう。

悪意のある攻撃は日に日に増えており、対処が難しくなります。

古いスマホの売却ならゲオの買取がオススメです。

↓↓↓

主要アプリのサポート対応状況

古いOSでは既にメジャーなアプリのサポートを打ち切られています

アプリ名サポート終了日
(4.4系)
サポート終了日
(5.0系)
サポート終了日
(6.0系)
サポート終了日
(7.0系)
Yahoo! JAPAN2019年9月2021年9月2023年6月2024年7月
Line2019年1月2021年8月
TikTok2023年5月
YouTube2019年9月2021年8月
X(Twitter)2019年11月2023年2月2024年1月

Android5.0がギリギリアプリが動作します。2024年7月現在でYahoo! JAPANのブラウザアプリが対応しなくなりました。

またマイナンバーカードの申請に利用するマイナポータルでもAndroid6.0以降のバージョンしか対応していません(2021年5月現在)。

古いAndroidOSを使うなら注意すること

色んな事情で今のスマホを使い続ける人がいると思います。

  • 「買い換えたいけどお金がない」
  • 「愛着があるからまだ使いたい!」
  • 「そもそも買い換えたくない」

など様々な理由です。

そこでAndroid5.0以下を使い続けたい方のために最低限やっておいて欲しい対策を考えて見ましたのでご参考願います。

  • 提供元不明アプリのインストールを無効にする
  • 必ずセキュリティ対策ソフトを入れる
  • GoolePlayストア以外の野良アプリは使用しない
  • Android 5.0未満はネットに繋げない
  • 個人情報は保存しない

筆者もAndroid 4.4の端末を持っていますが、アプリ系は軒並みアウトでインストール出来てもレイアウトが崩れていたり視覚的に見づらい状態です。スマホ自体は当時の思い出なので売ることは今のところ考えていませんが、今後は別の用途で使っていこうと思います。

古いAndroidOSスマホの利用価値

サポートが終了したAndroid5.0以下のスマホをお持ちの方

捨てるのが勿体無くて家に置いたままのスマホをお持ちなら・・・まだ使い道があります!

スマホに標準搭載のアプリからメーカー製独自の便利な機能アプリを使って再利用します。

具体的に以下のような用途で再利用してみてはいかがでしょうか。

  • 分解や実験などの学習用
  • 辞書・翻訳機能を使う
  • 動画視聴再生
  • ワンセグ、FMラジオ
  • 車のドライブレコーダーに使用する
  • 自宅の防犯カメラとして使用する
  • デジカメとして使用する
  • 懐中電灯ライトとして使用する
  • アイデアのメモ帳目覚ましとして使用する

古過ぎるOSバージョン(2.3系)の場合、データ容量や性能の問題やらでドライブレコーダーや防犯カメラとしての機能には向かないかもしれません。

しかし、ラジオや懐中電灯、目覚まし等の使い道なら十分に可能です。

個人的に一番役に立ったのは目覚ましですw。
スヌーズに設定して眠たい朝をサポートしてもらってます(‘A`)

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