こんにちは(*・ω・)ノ
コロナの影響で自宅で過ごすことが増えました!
今回は、前々からやってみようと思っていたLinegeOSのビルドに挑戦してみようと思います。
LineageOS 13をビルドする方法
カスタムOSであるLineageOS 13は、Android 6.0に相当します。
今回は、中華製の古いスマホを使ってビルドしたいと思います。
<スマホのスペック>
- メーカ:ノーブランド
- CPU:MT6572
- OS:4.4.2
- カーネル:3.4.67
- メモリ:512MB
今や化石とも言える古代のスマホです。
耐えてくれよ!ビルド!
Gitを探す・使う
見つけたGitがこれです!
CM-13 : https://github.com/LineageOS-13-MT6572/android
(クレジット:# fire855 # ferhung-mtk # Tirth Patel # all those who initially brought up Android M to MTK)
どうやら専用のrepoを使うように指示されています。
開発者が独自のカスタムを施したGitのようです。
早速、以下のコマンドを走らせます。
LinegeOS 13のレポジトリ
ターゲットのクローンは以下。
(デバイスとベンダーにtctというフォルダが入っていたら削除。)
デバイスツリーとベンダー
ビルドに必要なツリーとベンダーが揃いました。
これだけでいいのか不安ですが、ビルドまで行ってみたいと思います。
ビルド
いざ、ビルド開始です。
エラーを吐き続けて約2時間。。。
(エラー内容は省略)
無心にただひたすらエラー修正を繰り返していると光が!
・・・とりあえずはビルド完了しました。
カスタムロムを実機へインストール
なんとか完成したカスタムロムをTWRPを使ってインストールしました。
しかし、
ただ問題がありまして・・・起動しない(;´Д`)ガビーん
そして、ロゴの後にブラックスクリーンが永遠と続く・・・。
正直なところ何が原因なのかよく分かりません。
パッチ入れ忘れていた
起動しない原因を色々調べていると理由がわかって来ました。
どうやら、カスタムロム自体にパッチを当てないといけないみたいです。
例えば、MT6572ならMT6572向けのパッチというものがあります。
以下はMT6582向けのパッチです。
これをビルドする前にやっておく必要があった訳です。
おそらく、パッチを当てておけば無用なエラーは出なかったのだと思います。
まぁ、今回は一通りのビルドの流れを覚えられたということで終わりにします。
次回はメインとなるLineage 14.1で本格的なビルドをしたいと思います!
コメント