こんにちは
機種変更後、引き出しに眠っている古いスマホはありませんか?(古いスマホ=Android 5〜9)
- 「まだ動くのに捨てるのはもったいない」
- 「何か使い道はないかな」
捨てるに捨てられない人のために、2025年の最新トレンドを反映した古いスマホの再活用アイデアを紹介します。
Wi-Fi環境や簡単なアプリを使って、監視カメラ、音楽プレーヤー、学習デバイスなど、使い道はたくさんあります。
この記事では、具体的な設定手順やおすすめアプリ、注意点を詳しく解説します。
・古いスマホの再活用がわかる
なぜ古いスマホを再活用する価値があるのか?
2025年、スマートフォンの進化は目覚ましく、折りたたみディスプレイやAI統合が進む一方、古いモデルはアップデート対象外になりました。
Android 9やiOS 14以前のスマホでも、Wi-Fi接続や基本機能は十分使えます。例えば以下のような使い道があります。
- 便利ツール用にする:新しいスマホを購入しなくても、既存のスマホでアプリが利用可能です。
- デバイス独自の多機能を利用する:カメラ、ストレージ、ディスプレイを活用。
具体的にはどういった使い道があるのか、2025年に特におすすめの活用法をご紹介します。
1. 監視カメラとして活用:自宅やペットの見守りに
古いスマホのカメラを使って、無料で高性能な監視カメラを作れます。
赤ちゃんやペットの見守り、玄関の防犯に最適です。
必要なもの
- Wi-Fi環境
- スマホ固定用スタンド(100均でOK)
- 電源ケーブル(常時接続用)
- アプリ:Alfred Home Security Camera(iOS/Android対応)
設定手順
- アプリをインストール:古いスマホ(カメラ側)と現在使っているスマホ(閲覧側)に「Alfred」をインストール。
- アカウント設定:Googleアカウントなどでログインし、役割を設定(古いスマホ=カメラ、新スマホ=ビューア)。
- 配置と接続:スマホを監視したい場所に固定し、Wi-Fiに接続。電源を常時供給。
- 機能カスタマイズ:動体検知や録画設定をオンに。クラウド保存は有料ですが、無料プランでも十分。
おすすめポイント
- 動体検知で通知が届くので、異常をリアルタイムでチェック。
- 夜間撮影モード対応(機種による)。
- 複数台のスマホでマルチカメラ化も可能。
注意点:長時間使用する場合は発熱に注意。古い機種は負荷の高いアプリを避ける。
2. 専用音楽プレーヤー:オフラインで高音質再生
古いスマホをSpotifyやApple Music専用の音楽プレーヤーにすれば、メインスマホのバッテリー節約に役立ちます。
特に、ストレージが大きいモデルはオフライン再生に最適。外付けSDカードに音楽を保存しておけば別の端末へすぐに入れ替えも可能です。
必要なもの
- Wi-Fi(初回ダウンロード時)
- 音楽アプリ(Spotify、YouTube Musicなど)
- イヤホンやBluetoothスピーカー
- オプション:マイクロSDカード(別の端末へ入れ替えも出来るので保存先におすすめ!)
設定手順
- アプリインストール:SpotifyやYouTube Musicをインストール。無料プランでもオフライン再生用のプレイリスト作成が可能。
- 楽曲ダウンロード:Wi-Fiでプレイリストをダウンロード(ストレージ容量に注意)。
- 設定最適化:機内モードにして電池持ちを向上。通知オフで快適に。
- 音質向上:イコライザー設定やハイレゾ対応アプリ(例:Poweramp)で高音質化。
おすすめポイント
- メインスマホのデータ通信量を節約。
- 古いスマホのスピーカーやDACを活用し、意外な高音質を実現。
- 車やアウトドアでの専用プレーヤーとして活躍。
注意点:バッテリー劣化が進んでいる場合は、短時間使用を推奨。
3. 子供用学習デバイス:安全で低コストな教育ツール
古いスマホを子供専用の学習デバイスにすれば、YouTube Kidsや教育アプリで楽しく学べます。
メインスマホを貸すリスクも回避!
必要なもの
- Wi-Fi環境
- 子供向けアプリ(YouTube Kids、Khan Academy Kidsなど)
- 保護者管理アプリ(Google Family Link)
設定手順
- アプリインストール:YouTube Kidsや学習アプリを厳選してインストール。
- ペアレンタルコントロール:Google Family Linkで使用時間やコンテンツを制限。
- キッズモード設定:Androidの「キッズスペース」やiOSの「スクリーンタイム」を活用。
おすすめポイント
- 無料アプリで幼児から小学生向けの学習コンテンツが充実。
- 保護者管理で安全なデジタル環境を構築。
- タブレット購入のコストを削減。
注意点:画面サイズが小さい場合は、長時間の使用を避け、ブルーライトカット設定する。
4. ドライブレコーダー:車載カメラとして活用
古いスマホのカメラとGPS機能を活用して、無料のドライブレコーダーに使用する。
必要なもの
- 車載ホルダー
- 電源(シガーソケット充電器)
- アプリ:DailyRoads Voyager(Android)
設定手順
- アプリインストール:DailyRoads Voyagerをインストール。
- 設定:録画解像度やループ録画(古い映像を上書き)を設定。
- 取り付け:スマホをダッシュボードに固定し、視界を妨げない位置に。
- 録画開始:運転中は自動録画。事故時には手動で映像を保存。
おすすめポイント
- 無料アプリで基本機能が充実。
- GPSログで走行ルートも記録可能。
- 広角レンズ搭載のスマホなら高画質撮影。
注意点:長時間使用時の発熱やバッテリー消耗に注意。夏場は冷却対策する。あまりに古い機種では動作が重くなりドラレコの使用に適していない場合があります。負荷が高くなり過ぎないように常時アプリをアンインストールしてください。
5. サブモニター:PC作業の効率アップ
古いスマホをPCのサブモニターにすれば、作業スペースが広がります。(主にタブレット端末に最適です。)
必要なもの
- Wi-Fi環境
- アプリ:Duet DisplayまたはSplashtop Wired XDisplay
- USBケーブル(有線接続の場合)
設定手順
- アプリインストール:スマホとPCにDuet Displayをインストール。
- 接続:Wi-FiまたはUSBでスマホとPCを接続。
- ディスプレイ設定:PCのディスプレイ設定でスマホ画面を拡張モニターに指定。
- 配置:スマホをスタンドに置き、快適な位置に調整。
おすすめポイント
- コードエディタやチャットアプリを表示してマルチタスク。
- タッチ操作対応で直感的な作業が可能。
- ノートPCユーザーにおすすめ。
注意点:古いスマホは処理速度が遅い場合があるので、軽量アプリを選ぶ。
その他の再活用について
他にも再活用する方法はたくさんあります。
ドラレコのように重たい処理が無理な場合でも役立つデフォルトアプリが使えます。
- メモ帳、予定表
- アラーム、時計
- 電卓
- 辞書
- 写真のアルバム管理、保存先
- 家電のスマートコントローラー
- 電子書籍リーダー
- ラジオ(機能がある場合のみ)
- ワンセグ(機能がある場合のみ)
以上のようにメーカー製のスマホにはデフォルトで使える機能がたくさんあります。
注意点と再活用のコツ
最後に、古いスマホを再活用する際は、以下のポイントにも気を付けてください。
- セキュリティ:OSアップデートが終了したスマホは、最新のセキュリティアプリ(例:Avast)をインストール。必要な時以外は基本的にネットはオフにする。
- 初期化:一度初期化して軽量化すると動作が改善する傾向がある。
- バッテリー管理:劣化したバッテリーは交換を検討(自己修理はリスクあり)。
- Wi-Fi活用:SIMなしでもWi-Fiでほとんどの機能が利用可能。
- 発熱対策:長時間使用する場合は、冷却ファンや通気性の良い場所で行う。
以上、古いスマホの再活用についてご紹介しました。
他にも色んな使い方がありますので、捨てるのがもったいないという方はぜひ再活用を考えてみてください。
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