こんにちは(〃’ω’)
最近、「目が痛い!」そんな気がします。
布団に入って寝る前の間にスマホでまとめ記事やYouTubeを見ているのが原因でしょうか。
実はよくテレビで耳にする「ブルーライト」がかなり目に悪いらしいです。
目が覚めるだけでなく、重い目の病気になることがある危険な光です!
今回は、ブルーライトの危険性とスマホに貼り付けるフィルムをご紹介したいと思います。
・ブルーライトのヤバさがわかる
・ブルーライトカットする方法がわかる
ブルーライトはどれくらいヤバイのか?
ブルーライトとは、その名の通り青い色の光です。
細菌を殺菌する紫外線に近い非常に強い光で角膜や水晶体を透過して目にダメージを与えます。
目に長時間のレーザー照射を浴びているようなものと思ってもらえればいいと思います。
また、目が冴えて睡眠障害や脳疲労に繋がる恐れがあります。
光は電磁波の1種
具体的にどういった光なのか説明するためにまず電磁波について解説します。
不要な方は「ブルーライトの波長範囲は?」までスキップして下さい。
まず光は電磁波の1種です。
電磁波とは、電気の流れのように電波と磁場を伝搬する波のことです。
電磁波の種類には、エックス線やガンマ線の放射線があります。
放射線は、短くて非常に強い電磁波で様々な物を透過する光です。健康診断や空港の荷物検査で行うエックス線がこれに当たります。チェルノブイリ原子力発電所の事故のように長時間の間に放射線を浴び続けると体の隅々を透過した放射線によって体内の遺伝子を傷つけます。遺伝子が損傷すると細胞が破壊されてしまい再生ができなくなってしまう訳です。
エックス検査で浴びる線量は1回あたり0.6mSv(ミリシーベルト)です。嘔吐や悪心は1,000mSv、死亡に至る全身被曝は10,000mSvです。ブラジルのガラパリで浴びる自然放射線は年間で10mSvなので余程のことがない限り安心です。
ブルーライトの波長範囲は?
人間が一般に見える様々な色の違いは可視光線(VIS)と呼ばれる範囲(380〜800nm)の色になります。
ブルーライト、すなわち青色光線は380〜500nmの範囲の色です。
このブルーライトの範囲には紫外線の範囲と被ります。
紫外線は目に見えないUV光線で可視光線よりも強い波長で皮膚を透過します。
これが目の網膜や水晶体へ達すると細胞を傷つけてしまう恐れがあります。
長時間のスマートフォンの利用は避けて正しい利用法を実践しましょう。
よく肌を焼いて日焼けしますが、これは紫外線を浴びると体内で黒色のメラニンを産生して紫外線が真皮まで届くのを防ぎます。これによって細胞へのダメージを軽減する仕組みになっています。
ブルーライト対策
ブルーライトは体に有害で目へダメージや痛み、疲れ、睡眠障害を引き起こします。
対策として一番重要なことはブルーライトを極力浴びないように努力することが必要です。
ここでは簡単にできる対策方法をご紹介します。
スマホの正しい使い方と対策で心地の良い生活リズムを手に入れましょう(。-ω-)zzz
室内を明るくする
室内が暗いまま液晶モニターを覗いたり、寝ながら布団でスマホをいじっていると目への負担が急激に早まります。これには ”瞳孔の開き” が大きく関係しています。
どういうことなのかと言うと、薄暗い部屋で鏡を覗くと分かります。
黒い瞳孔が大きく開いて見えると思います。
夜中に辺りを見やすくするため瞳孔が最大限開きます。
この状態でスマホの画面見るとブルーライトの光が通常よりも大きく開いた瞳孔から入り込み、より多くの光が網膜に届きます。このため、日中に比べて夜間の方が目に負担がかかりやすくなります。
寝れないからと言って夜中にスマホをいじるのはやめましょう。
利用時間を減らす
一番いいのはスマホや液晶ディスプレイを見ないことです。
しかし、スマホやパソコンは社会インフラと言ってもいいくらいに生活に欠かせないものになりました。
なかなか使わない日を作るのは難しいと思います。
できる限り日中に調べ物や要件を済ませて夜間は電源を切るなどの個人的なルールを作るようにしましょう。
ブルーライトカットメガネを着用する
最近では紫外線カットに加えてブルーライトの光を軽減するメガネが発売されています。
端末毎にブルーライト対策を施すのが大変な方はメガネを着用するという手もありです。
ブルーライト軽減フィルターをインストールする
どうしてもスマホを使う時間を減らすことができない人のために「ブルーライトを軽減するアプリ」が存在します。
ディスプレイには基本色の ”赤緑青(RGB)” が使われています。このうち青色光の光量を減らすアプリが存在します。
ブルーライトそのものを表示させなくすることで目への負担を軽減します。
デメリットとしてディスプレイ全体がオレンジがかった色合いになりサイトによっては見ずらくなります。
ブルーライトカット保護フィルムを貼る
スマートフォンの画面に直接ブルーライトカットを施したフィルムを貼り付ける方法があります。
アプリとは違い面倒な設定はなく貼るだけで簡単に対策を行えます。
プロテクターの種類には、ペラペラの「PET系の保護フィルム」と「強化ガラス入りの保護フィルム」が存在します。
フィルムの種類 | 特徴 |
---|---|
保護フィルム | メリット:ペラペラで柔らかく安価。ハサミで切って様々なディスプレイに貼り付け可能。 デメリット:画面への衝撃に弱く、気泡が入りやすい。 |
強化ガラス | メリット:強化ガラス入りのため硬く衝撃を吸収する。透き通る綺麗で自然な画面。 デメリット:ガラスのためやや高価。厚さによる感度低下。切り抜きが出来ない。 |
Mac向けのブルーライトカットフィルター 貼るタイプ
Macには汎用のブルーライト対策用のフィルターがいくつか存在します。
Windowsのようにメーカー毎に大きさや暑さが異なると専用のフィルターを探さなくてはなりません。
しかし、Mac・iMac・MacBook等は基本的に大きさや暑さは限定されていますので汎用製品が多数あります。例えば以下のようなものです。
特徴・機能 | |
---|---|
引掛け式 (高価) | 主にiMacのディスプレイ等にパネルを直接引っ掛けてるタイプです。着脱が非常に楽。 デメリットとして、貼るタイプに比べて隙間が出来るため超過率が悪くなります。 |
貼り付け式 (安価) | 使い切りタイプの保護フィルムをディスプレイに貼り付けます。透過率は高い。 デメリットとして、安価なものは気泡が入りやすく剥がしにくい。 |
ブルーライトカット 強化ガラスの構造
ここではスマホの画面に貼り付ける強化ガラス入りの保護フィルムをご紹介します。
保護フィルムは一生ものです。
どうせ付けるなら見栄えが良くて綺麗な保護フィルムがいいと思います。
取り付け簡単で比較的安価なものがたくさんありますので検討してみてください。
ブルーライトカット層はあるか?軽減率は?
実際に強化ガラス入りの保護フィルムを購入する方はブルーライトカット対策を施した保護フィルムでないと意味がありません。よく読むと「目に優しい」だけでブルーライトの文字がない商品も存在します。明確に「ブルーライトOO%カット」と記載された商品を選ぶようにしましょう。
皮脂・指紋コーティング
ここからは好みになりますが、油や指紋がべったりと残るタイプのものはよくないと思います。ぱっと見汚らしく見えますし他人から不潔にみられるかもしれません。汚れがつきにくいコーティング済みのものを選択するようにしましょう。
割れ対策の飛散防止コーティング
通常のPET系保護フィルムは衝撃や強度に弱く画面自体が割れてしまうことがありました。しかし、強化ガラス入りの保護フィルムには衝撃を和らげてガラス片が飛び散らない構造なっています。
保護フィルムの構造
大抵の保護フィルムには構造が詳しく書かれていると思います。どういった素材が使われているのか把握しておくと安心できます。例えば「吸着シリコン層」はスマホ画面と接着する面がシリコンになっているため気泡が入りにくく、また再度貼り直すことができます。
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