こんにちは
今やPCよりも高価なiPhone端末ですが、電話だけでなく、様々な便利な機能や最新ニュースを楽しむことができます。
Appleは定期的に新しいiPhoneモデルをリリースし、古いモデルのサポートを終了します。そしてその度に、指紋認証やNFC等のカードリーダー機能、高画質なカメラなどが搭載されています。
このような便利な機能がたくさん搭載されたスマホを売ったり、捨てたりするのは勿体無いです。
中には記念品としてプレゼントしてもらったり、初任給で購入したりと思い入れのある人もいるでしょう。
そこで、今回、サポートが終了したiPhoneの使い道をご紹介します。
iPhoneのバージョンとサポート終了日
iPhoneのバージョンと最終更新が終了した日時をまとめました。
(ここではスマホ全盛期である2011年リリースの機種以降をまとめています。)
機種名 | リリース日 | バージョン | 最終更新日 |
---|---|---|---|
iPhone 3G | 2011年11月10日 | 5.1.1 | 2012年5月25日 |
iPhone 3GS | 2013年9月18日 | 7.1.2 | 2014年7月1日 |
iPhone 4 | 2014年9月17日 | 8.4.2 | 2015年8月13日 |
iPhone 4S | 2016年9月14日 | 10.3.4 | 2019年7月22日 |
iPhone 5 | 2017年9月19日 | 11.4.1 | 2018年7月9日 |
iPhone 5S | 2019年9月19日 | 13.7 | 2020年9月1日 |
iPhone 6/6 Plus | 2019年9月19日 | 13.7 | 2020年9月1日 |
iPhone 6S/6S Plus | 2022年9月12日 | 16.7.8 | 2024年5月13日 |
iPhone 7/7 Plus | 2022年9月12日 | 16.7.8 | 2024年5月13日 |
iPhone SE(第1世代) | 2022年9月12日 | 16.7.8 | 2024年5月13日 |
iPhone 8/8 Plus | 2023年9月18日 | 17.5.1 | 2024年5月20日 |
iPhone X | 2023年9月18日 | 17.5.1 | 2024年5月20日 |
なお、iPhoneをはじめとするiOSはサポート終了日が明確に定められていません。
「サポート終了日=最終更新日」となります。
現在の古いバージョンは?
2024年7月現在での古いiPhoneバージョンは、「iPhone 6S/6S Plus未満」となります。
iPhone 6/6 Plus以下のバージョンは最終更新日が2020年に終了しているため、今後、様々なアプリやブラウザの視聴に支障が出てきます。
また、最新のセキュリティパッチが適応できないため、セキュリティが脆弱になります。
仮にウイルス対策アプリをインストールしていたとしても、脆弱性を狙ったサイバー攻撃には対処しにくいため、最新のアップデートが必須になります。
古いiPhoneの使い道
新しいiPhoneが次々と新しいバージョンが登場しますが、古いiPhoneをすぐに手放してしまうのは非常に勿体無いです。
例えアップグレードできない端末でも、実はまだまだ活用できる場面がたくさんあります。
今回は、そんな古いiPhoneの使い道をいくつかご紹介します。
1. 音楽プレイヤーとして活用
最もオススメな使い方の一つが音楽プレイヤーです。Wi-Fiに接続して音楽ストリーミングサービスを利用したり、既存の音楽ライブラリを楽しんだりすることができます。iPhoneはiPod touchと同様に元々は音楽再生に特化した端末です。iPhoneは高音質・ハイクオリティ・ノイズキャンセルなどの音質を再生できるので、安物のMP3プレーヤーを使うよりも断然いいです。
2. 子供用デバイスとして
子供用のデバイスとして活用するのも最適です。本格的なスマホを買い与えるのは気が引ける家庭において、教育アプリやゲームをインストールして、遊びながら教えていくことができます。また、親のiPhoneと連携させて、使用時間を管理することも可能です。
3. スマート家電コントローラー
一部の機器に対応したスマート家電デバイスを操作するための専用コントローラー(リモコン)として使うこともできます。照明、温度調節、セキュリティカメラなど、様々なスマートデバイスを一元管理できます。なお、専用アプリをインストールしたり、ペアリングが必要になります。
4. デジタルフォトフレーム
これはデジタルフォトフレームや画像保存先に使う方法です。iPhoneは高画質な画面を採用しているので、お気に入りの写真をスライドショー形式で表示させることができます。また、数GB以上の容量があるため、画像や動画を保存してバックアップ先にも最適です。
5. サブ機として
バージョンが5年以上経過していなければ、万が一のために古いiPhoneをサブ機として使う方法です。メインの電話が故障したり、紛失した場合にすぐに使えるようにしておくと安心できます。ブラウザの検索用として使ったり、ゲームアプリのみをインストールしても良いと思います。
6. オフラインで使える機能
インターネットに繋がなくても、事前にアプリをインストールしておくことでずっと使い続けることも可能です。
例えば以下のような機能やアプリを使えます。
基本機能やプレインストールアプリを使う
iPhoneには様々な基本機能やアプリが搭載されています。
- 多機能電卓:iPhoneの電卓を横向きにすると、三角関数やルート計算ができる多機能電卓になる。
- 画面の読み上げ:設定から「アクセシビリティ」→「読み上げコンテンツ」をオンにすると、画面上のテキストを読み上げてくれる。
- カメラ:カメラを使って動画や写真を撮影できる。
- ライト:懐中電灯として使う。
- 録音:迷惑対策などで録音用に使う。
- カードリーダー:一部の端末にはNFC等のカードリーダーが搭載されています。
このような機器を別に購入しようとした場合、かなり高く付きます。しかし、iPhoneを持っていればすぐに使えます。
外部アプリをインストールして使う
以下のようなオフラインでも使える外部アプリをインストールして使います。
- メモ帳アプリ:メモややることリストなどに使う。
- 家計簿アプリ:お買い物履歴やクレジットカードの利用など収支をまとめる。
- 地図アプリ:いつでも見れる地図を使う。
- 翻訳辞書アプリ:英語や中国語などの翻訳辞書アプリを使う。
- ドラレコアプリ:ドライブレコーダーとして車で使う。
このように、最新バージョンに対応しなくなったアプリでもインストールしておくことで、その後もずっと使い続けられます。
以上、使わなくなったiPhoneの使い道をご紹介しました。
この他にも様々な使い方があると思うので、色んなアイデアを試してみてください。
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