こんにちは
今、世間では革新的なAIである『チャットGPT』の話題で持ちきりです。
大学試験に挑戦したり、政界での質疑応答に試したりとAIを使った活用が盛んに行われています。
一方で、AIを使って自動生成されるイラストが人気を博しています。
とある人気雑誌では正式にAIグラビアを取り扱う動きが加速しています。
著作権の有無など賛否両論はありますが、AIを使うことで単純な作業が効率化されることは事実で、今後より実用的になっていくことでしょう。
そこで今回はツイッター界隈で人気のAIイラストを自動生成してみたいと思います。
・AIイラストの生成方法がわかる
・AIイラストを生成できる
AIイラストを生成する方法は?
AIイラストを生成にするにはどういった方法があるのでしょうか。
以下にいくつか例を挙げてみますと・・・
- オンラインで生成する
- Google Colabでプログラミングを動かす
- PCで生成する
- 誰かに生成してもらう
以上、思いついた生成方法はこんなところです。
これらの方法ですが、もちろんメリットやデメリットがあります。
オンラインで生成する
これはオンラインジェネレーターを利用してイラスト等を生成する方法です。
本当に誰でも簡単に利用できますが、使用制限と簡易的な画像しか出力できません。
それでは実際にイラストを生成してみたいと思います。
今回利用するのは『AI Art Generator – AI Image Generator API – Hotpot.ai』というサイトです。
3Dからアメコミまでの様々なイラストやキャラクターを瞬時に生成してくれます。
【実践】AIイラストで美女を生成してみる
やることはいたって簡単です。
プロンプトと呼ばれるテキストボックスに描きたい特徴を英語で書きます。
今回は自動翻訳を使って「森の中に佇む美女」と英訳してみます。
そして、スタイルは「3D General3」を選択しました。
(どんなスタイルでも構いません。)
するとどうでしょうか。
わずか30秒ほどでイラストが生成されました。
めちゃくちゃ簡単です!
他にも色んなAIジェネレーターサイトがありますので調べてみてください。
Google Colabでプログラミングを動かす
この方法ですが、かなり複雑で根気がいる方法です。
時間もかかりますので余裕がない方はスルーしてください。
さて、この方法ですが、グーグルが提供している仮装環境を利用する方法です。
Google Colabで何が出来るのかというとオンライン上でPythonというプログラミングを動かすことができます。
無料と有料がありますが、AIイラストの生成に必要な「Stable Diffusion」を使うには有料版が必要です。
下手に無料版でStable Diffusionを使っているとアカウントを凍結される可能性があるので注意しましょう。
必要なもの
- グーグルのアカウント
- Githubのアカウント
何がいいのか?
- メリット:PCのスペックを気にせずに利用できる。
- デメリット:無料版は不安定で設定が毎回リセットされる。
やることはGoogle Colabを使ってStable Diffusionを動かしてWEBのUIを操作して画像を生成します。
少しばかり専門的な知識が要求されますが、SNSでよく見かけるリアルな人間の画像を生成するにはStable Diffusionが必要不可欠です。
PCで生成する
ご自身のパソコンを使ってローカルで生成する方法です。
この方法もまた根気と体力と気力を消費します。
しかし、Google Colabを利用する方法と同じようにStable Diffusionを使ってリアルな人間の画像を生成出来ます。
パソコンでAIイラストを生成する方法はPythonを操作してStable Diffusionを起動させることです。
ご自身でPythonというプログラミングをインストールして全て自分で操作しなければならず、極めて難易度が高いものになります。
さらにAIイラストを生成するにはそれ相応のPCのスペックが要求されるため、高性能なPCを用意する必要があります。
AIイラスト生成に必要なPCスペック
- Core i7以上
- メモリ16GB以上
- 容量500GB以上
- GPU12GB以上(ココ重要)
これらは最低ラインだと考えてください。
生成する画像の「サイズ・枚数」等によって出力される時間は異なります。
パソコンの用意だけでお腹いっぱいになってしまいます。
しかし、一度構築さえすればあとは自分の好きな時間に生成できるのとカスタマイズしやすく余計なお金は不要です。
本格的にAIイラストを生成したい人はぜひ検討してみてください。
フルカスタマイズで最強PCを作るならBTOパソコンがオススメ。
↓
生成に必要な呪文(プロンプト)とは?
Google ColabまたはPCを利用した際にWEB UIを立ち上げます。
その際にプロンプト(呪文)と呼ばれるテキストボックスに条件等を設定することでアニメのような画像から写真のようにリアルな画像まで生成することができます。
プロンプトは英語で書きます。
例えば、『Japanese idol』と書くとリアルな人間のアイドルの画像を生成します。
しかし、これだけでは生成に必要な情報が足りません。
髪の色・目の色・肌の質感などです。
例えば、より条件を絞って記入する場合は以下のように記述します。
<プロンプト欄>
生成したい画像の条件を書きます。
複数の条件を設定するにはカンマで区切ります。
Photo of a young female wearing a bikini, cute face, photorealistic, cute slight smile, Medium Shot, actress, Japanese idol
<ネガティブプロンプト欄>
これは除外したい内容をここへ書きます。
(以下は「醜い」、「太っている」、「ロングヘア」を除外する例です。)
ugly, fat, long hair
以上のように生成した条件と除外したい条件を細かく設定することで思いのままに生成することができます。
ChachatGPT AIプロンプト自動生成ツール
お仕事やビジネスで使えるプロンプト専用ツール。
以下をお試しください。
>>「ChachatGPT AIプロンプト自動生成ツール」誰かに生成してもらう
ある意味でこれが一番簡単な方法かもしれません。
しかしながら、1枚の画像を生成してもらうのにお金と時間がかかる上に思うようなインプットが受け取れない可能性があります。
そしてもう一つ、AIイラストは上記の方法のいずれかを行えば誰でも作れてしまう反面、購入する価値があるのか考えなけばなりません。
以上、AIイラストを生成する方法について紹介しました。
細かいところまでは解説しませんでしたが、AIイラストの作成に興味が湧くキッカケになれば幸いです。
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