こんにちは
個人情報を盗んだり、データを勝手に削除したりする悪意のあるウイルス。
これを未然に防ぐことができるのがセキュリティーソフトの存在です。
今では昔と違ってよほど怪しいサイトに行かない限り、ウイルスに感染することは少なくなりました。
そして、Windows10には標準でセキュリティソフトが搭載されているので、わざわざ別のセキュリティソフトを購入する理由もないという状況です。
そこで今回は、そもそもセキュリティソフトの必要性についてご紹介します。
・セキュリティソフトの必要性とは?
・子供、シニア、社会人ごとのセキュリティ対策
セキュリティソフトの役割
セキュリティソフトは、リアルタイムでデバイス内のデータをスキャンして悪意のあるマルウエアを駆除するソフトのことです。
マルウエアとは「ウイルス、スパイウエア、トロイの木馬、ワーム、ランサムウェア」等の総称です。
これらのマルウエアに感染してしまう、データを勝手に送信されたり、ファイルを書き換えたり、アクセス不可能になったりと様々な症状を引き起こす場合があります。
このような不審な挙動はプログラム内部で行われるため、手動で駆除することはまず不可能です。
そのため、もしマルウエアに感染してしまったらセキュリティソフトが必要になります。
セキュリティソフトの必要性
セキュリティソフトはマルウエアを駆除するために必要です。
しかし、中にはセキュリティソフトは不要だと考えている人も多いと思います。
その理由として以下。
- 普段はあまり使わない
- ネットに繋げない
- 簡単に会社の資料をまとめる
- 画像や動画を管理するだけ
「使用頻度の低いパソコンにわざわざセキュリティソフトを入れる必要があるのか疑問」
おっしゃる通り、使用用途によってはマルウエアに感染する可能性は少ないです。
そのため、必ずしもセキュリティソフトを入れる必要はないと思います。
しかしながら、頻繁にインターネットに繋ぐようならセキュリティソフトは入れておくべきです。
例えマルウエアに感染しなくても、迷惑メールの添付ファイルやURLにアクセスすると危険です。
また、巧妙に作られたコピーサイトは素人では判断が難しく、知らずにIDとパスワードを入力させられてしまうフィッシングサイトでの被害が急増しています。
このフィッシング詐欺はウイルスではないので、偽サイトだと気付かずに自ら個人情報を送信してしまう恐ろしさがあります。
セキュリティソフトは、こういった悪質なサイトの判断を自動でやってくれるのです!
セキュリティソフトは信頼の証
セキュリティソフトはマルウエアを駆除する以外にもう1つメリットがあります。
それは「信頼」です。
皆さんがネットショッピングしたり、コミュニティーサイトを利用する際に以下のようなアイコンを見かけたことがあるはずです。
これらは左から「セキュリティ会社ノートンを導入している、個人情報の取り扱い基準を遵守している、日本の個人情報の取り扱いに遵守している」サイトへ送られるマークです。
WEBサイトにこのようなマークが表示されていたら、皆さんはどう思うでしょうか。
「このWEBサイトなら安心できるし、お買い物(会員登録)しよう!」
と思えるはずです。
このマークは勝手に表示することは出来なくて、各々のWEBサイトが利用料を払って利用者の安全に配慮するために導入しています。
これは個人のセキュリティ対策でも同じことが言えます。
何も対策をしていない、もしくは無料のセキュリティソフトをインストールしている人
第三者機関が認める有名セキュリティソフトをインストールしている人
上記ならば、どちらの人がより信頼してもらえるでしょうか。
会社員の方なら会社からセキュリティソフトのインストールが義務付けられていると思います。
単純に個人情報やデータの流出だけでなく、社員個人に導入させることで会社全体の信頼を築いている訳です。
そして、自宅でパソコンやスマホを使っている方も同様に評価のあるセキュリティソフトを使用している方が信頼を得やすいのです!
Windows10にウイルス対策は不要?
Windows10には標準でセキュリティ対策機能が搭載されています。
システムファイルからパソコン全体のウイルス駆除ができます。
この最大のメリットは無料なことです。
マイクロソフト社が利用者のニーズに応えるために導入した最低限の防衛対策です。
しかしながら、これはウイルスは駆除できてもフィッシング詐欺を防ぐことは出来ません。
頻繁にインターネットに繋ぐ方は総合機能を備えたセキュリティソフトをおすすめします。
MacOSにウイルス対策は不要?
MacOSはアップル社が開発している独自のOSです。
Windowsとは全く異なるプログラムであるため、Windows向けのウイルスが侵入してもMacでは感染することはほぼありません。
またMacの重要なシステム内はブラックボックスになっているのでウイルスを作ろうとしているハッカーも手を焼いています。
ウイルスの脅威は少ないにしても、個人の勘違いによるフィッシング詐欺を防ぐことは容易ではありません。
ブラウザの拡張機能でセキュリティ対策を強化するなどの必要があります。
セキュリティソフトが必要な人は誰か?
利用用途によって必ずしもセキュリティソフトをインストールする必要はありません。
しかしながら、セキュリティソフトを入れた方が良い場合もあります。
それは次に解説していきます。
子供の安全を守る
セキュリティソフトはウイルスを駆除するだけはありません。
全てのセキュリティソフトに同じ機能が付いている訳ではありませんが、次のような機能を搭載している場合があります。
- 有害なWEBサイトのフィルタリング
- 利用状況の監視
- アプリのインストール可否
- 位置情報の把握
経験・知識の乏しい子供たちの側でずっと行動を監視することは不可能です。
好奇心旺盛な子供たちを守るために一工夫を講じる必要があります!
パソコンやスマホに不慣れなシニア
機械音痴な方や変わりゆくデバイスの操作に苦労している方はたくさんいらっしゃいます。
最近ではスマホから手軽に申し込みができたり、マイナンバー用の写真を送ったりできるようになりました。
機能が増えること自体はありがたい限りですが、全ての方が操作に慣れている訳ではありません。
知らずのうちに迷惑メールに返信したり、個人情報の入力をしてしまうかもしれません。
また認知症の方の位置情報から居場所を特定しやすくなります。
そのため、WEBサイト等へアクセスした際に事前に脅威を発見できるブラウザ対策機能があるセキュリティソフトをおすすめします!
出張や外出の多い社会人
おそらくセキュリティソフトを入れるべきなのは社会人の方でしょう。
会社から独自にセキュリティソフトを支給されているなら不要です。
しかし、スマホに客先の連絡先や日程などのデータが含まれている場合は気をつけなくてはなりません。
うっかりスマホを落としてしまったり、置き引きにあってしまうと中身のデータを悪用されてしまうリスクが高くなります。
そのような状況に陥った時のために以下の機能が役立ちます。
- 位置情報の把握
- 遠隔のリセット機能
位置情報である程度の場所が把握できますし、遠隔機能を使って外部からスマホを初期化することも可能です。
このような機能があるセキュリティソフトを選ぶようにしましょう!
おすすめセキュリティソフト
ソフト名 | おすすめ度 |
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ウイルスバスター | ★★★★ |
ノートン360 | ★★★★ |
マカフィー リブセーフ | ★★★★★ |
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