こんにちは
みなさん、PCやUSBメモリから大事なファイルが消えてしまった経験はありませんか?
思い出の詰まった「写真、ドキュメント、動画」が消えた・・・。
そんな時に頼りになるのが、「MiniTool Power Data Recovery 12.7」です。
この最新バージョンでは、様々な拡張子のデータ復元に対応しており他社に並ぶ老舗の復元ソフトとして注目を集めて来ました。今回は、実際にテストした感想を交えながら、特徴や使い方、価格まで詳しくレビューしていきます。
データ損失や急なトラブルに遭われた方は、ぜひ最後までご覧ください。
・削除してしまったデータを復元したい人
・USBメモリやSDカードから復元したい人
・フォーマット、ウイルス障害等で損失したファイルを復元したい人
MiniTool Power Data Recovery とは?

MiniTool Power Data Recoveryは、20年以上から続く老舗のデータ復元ソフトで、Windowsユーザー向けに特化しています。
最新の12.7バージョンでは、2,000種類を超える画像、動画、ドキュメント、オーディオなどの復元に対応しています。そして、復旧対象のファイルを素早く探せます。誤って削除したファイルを始め、フォーマット、OSクラッシュ、ウイルス攻撃、パーティション損失など、様々なデータ損失トラブルに対応しています。
このソフトは Windows 11/10/8.1/8に対応しています。またMac版は「Stellar Data Recovery for Mac」になります。
そして今回は、Windows版について詳しく紹介していきます。
【主な特徴】シンプルでパワフルな復旧機能

このソフトの魅力は、誰でも簡単に使えるところにあります。インストール後、すぐにスキャン開始して復元が可能です。
主な機能は以下の通りです。
- 削除ファイルの復旧:PC内のごみ箱から削除にしたファイルを復元。
- フォーマット/損傷ドライブ対応:USBやHDDのフォーマット後、RAWパーティションからデータを取り戻せます。
- 多種類のファイル形式に対応:2,000種類以上の画像、動画、オーディオ、圧縮ファイルなどの拡張子に対応しています。
- メディアデバイス対応:SDカード、USBメモリ、CD/DVD、iPodなど幅広いデバイスから復旧。写真や動画のプレビュー機能で、復旧前に内容を確認できます。
- フィルタリング:フィルターで、ファイルタイプ(JPEG、MP4、DOCXなど)を指定して検索。スキャン時間を短縮してくれます。
- 高度なスキャン設定:クイックスキャン、ディープスキャン、場所を指定してスキャンで効率的に復元できます。
- Bootable(ブータブル)機能:起動しなくなったPCのために起動メディアを作成して復元を実行できる機能です。USBメモリまたはCD/DVDに起動可能なソフトをインストールします。
「場所を指定してスキャン」は便利

2,000種類の拡張子に対応して復元が可能なのは最大のメリットです。特に「場所を指定してスキャン」の機能は事前に削除した場所がわかっている場合に効率的に復元ができるので非常に便利な機能です。フォルダーを指定することで無駄な時間を大幅に削減して目的のファイルを探すことが出来ます。
ファイルタイプを指定できる

例えば、画像ファイルには [.jpg] や [.png] 以外にもたくさんの拡張子が存在します。カメラで撮影した画像のみを検索したい場合やPhotoshopなどのクリエイター作業で作成した拡張子の画像を探したい場合には目的によってファイルタイプを指定できます。
フィルター機能

スキャン完了後に目的のファイルを絞り込めやすくするフィルターが使えます。ファイルのタイプから更新日時の指定できます。さらにファイスサイズを上手く利用すればアイコン画像のような小さなイメージファイルは除外できます。
【価格とプラン】選べる4プラン
それぞれの比較表です。
| プラン名 | 参考価格 (税込) | ライセンス数 | アップグレード期間 | 特典 | 復元可能 データ量 |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 無制限 | 生涯無料アップグレード | – | 1GB |
| Personal (月間) | 10,450円 | 1PC | 1ヶ月間無料アップグレード | WinPE Bootable Builder搭載 | 無制限 |
| Personal (年間) | 13,530円 | 1PC | 1年間無料アップグレード | WinPE Bootable Builder搭載 | 無制限 |
| Personal Ultimate (生涯) | 15,070円 | 3PC | 生涯無料アップグレード | WinPE Bootable Builder搭載 | 無制限 |
ほとんど使う予定のない方は月間版がおすすめ。今後のためにずっと使いこなしたいという方はPersonal Ultimate版が生涯使い続けられるので断然にお得です。
興味のある方は無料版を使って検索機能を試すことが出来ます。
【実践レビュー】実際に使ってみた! 復元の結果と感想
実際に、「MiniTool Power Data Recovery 12.7 無料版」を使ってMicro SDカードの復元を試してみたいと思います。
<目的>
- 画像ファイルの復元
<復元に使うデバイス>
- Micro SDカード:容量2GB
以上、それではデータの復旧を開始します。
ソフトのダウンロードとインストール
公式サイト(https://www.powerdatarecovery.com/jp/)からソフトをダウンロードしました。

インストールが完了するとデスクトップにアイコンが作成されました。
「MiniTool Power Data Recovery」を起動

(ソフトを起動した後に立ち上がるメイン画面です。)
現在、接続されているドライブや外付けデバイスが一覧で表示されます。
今回、復元するMicro SDカードは「D:FAT16/1.83GB」になります。このMicro SDカードをスキャンしていきます。
高度なスキャンを開始

(スキャン中の画像です。)
スキャン中は随時ファイルが復元されていきます。スキャン中もファイルのプレビューを確認できます。もし、スキャン途中で目的のファイルが見つかれば停止ボタンを押してファイルを復元することも可能です。
スキャン完了

無事にMicro SDカードのスキャンが完了しました。
ここまでのスキャン時間は約8分でした。
このMicro SDカード内で見つかったタイプが表示されます。画像が556枚と音声とビデオが247個とその他の拡張子のファイルが1688個が見つかりました。
スキャン結果をプレビュー

スキャン結果はツリーで一覧化されてプレビューとして表示されます。復元したいファイルのみにチェックを入れて保存することが出来ます。また、左上にあるフィルター機能を使って画像のファイルサイズや日時指定すれば目的のファイルを絞り込めます。
ファイルを保存

出力先を選択したら保存が完了します。
今回は4枚の画像を復元しました。
(無料版では復元できる容量の制限は1GBまでです。)

復元した画像ファイルがPCへ出力されました。
スキャンから復元まで非常に簡単に行えました。今回の実践で、ゴミ箱から削除したファイルから急なトラブル等でアクセス出来なくなったデバイスのファイルまで復旧するのに役立つことがわかりました。
全体的な感想
全体の回復率は80-90%くらいでした(一部の画像ファイルはサポートされていない形式で見つかりました)。シンプルな損失であれば簡単に復元することが可能です。操作自体は非常に簡単でスキャンして保存するだけで誰でも使いやすいデータ復元ソフトでした。
気になる点はスキャン時間です。今回のMicro SDカードの容量は2GBのため10分もかからないうちにスキャンが完了しました。しかし、外部メディアの容量が大きい場合(例えばMicro SDカード16GBや32GBなど)はその容量に応じてスキャン時間が長くなります。また、デバイス内の損失たデータ量が多ければ多いほどスキャン時間も増えていきます。そして、外部デバイスの転送速度が速いか遅いかによってもスキャン時間は変わってきます。
また、今回別のデジタルカメラ用のSDカードの復元も行いました。「セキュリティで保護された記憶域デバイス」というエラーが表示されるSDカードでしたが問題なくスキャンと復元が可能でした。このようなエラーや起動できないデバイス等のアクセスにも強いことがわかりました。
MiniTool Power Data Recovery 12.7(https://www.powerdatarecovery.com/jp/) は、シンプルで分かりやすく使いやすいデータ復元ソフトでした。ソフトを起動してからスキャンまで迷うことなくスムーズに行えました。また復元したい拡張子や場所を指定できるので、復元したいファイルがはっきりしている場合は効率的に復旧が行えて便利だと思いました。もし、ファイル損失のトラブルを抱えている方には、ぜひ試して欲しいソフトです。


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